書-calligraphy-

2人展のお知らせー「筆とマウス」グラフィックと書道の出会い

渋谷ヒカリエ8/CUBE1.2.3全面展示決定!

4年ぶりの展覧会です。

麻布・光岡自動車ギャラリーでの個展を終えてから、教育活動に100%フォーカスしていた私ですが、ここらでまたドバっとアウトプットをしてみん!とて以前よりもずっと広い会場に全エネルギーを放出いたします。

2021年10月21日(木)~11月3日(水・祝)
11:00~20:00(最終日19時まで)
10/24(日)14:00~ギャラリートーク実施(参加無料)

グッズ・作品集も販売します!

会場の詳細はヒカリエの公式HPをチェック!
https://www.hikarie8.com/cube/2021/09/post-103.shtml

なぜ二人展?お相手のデザイナーはどなた?

そろそろ個展でも開きたいな~と思いつつ、いつもとちがう何か面白いことがしたい!と思っていた2019年。

そこで、高校時代の同級生のグラフィックデザイナーに「全部を合作で制作する展示会ってやったら面白くない?」と声をかけてみたら「いいね!」とあっさり承諾してもらい2人展が発足しました。

たまたま友達だったのと、わたしがこの子のデザイン好きだな~と思っていただけなのだが、なんか色々作品受賞してるし生茶の新パッケージとかキシリトールガムとかデザインしてるらしく、公式プロフィールもらってチビったのは、ここだけの内緒にしようね。

さてさて、せっかくならば私たちを知らない人にもたくさん来てもらいたいから絶対都心でアクセスのいい商業施設でやろう!とかデザイン業界でも書道界でも話題になるような展示にしよう!とか、2020年に東京オリンピックが開催されるので、東京の中心で外国人のお客さんにもたくさん見てもらおう!と企画したわけです…が。。

はい、ご存知のとおり、某ウイルスの蔓延でそのあたりは色々と期待できなくなりました!笑

しかしそんなことよりも私にとって大きな財産となる大切な1年間でした。

デザイナー無双説。

デザイナーさんて本当にすっごいの!そんなことまで考えてるの?ってところまで詰めて、そんなの誰もわかんないよ…って言いたくなるほどこだわってる。

だけど、実際にできたものは「違いは誰もわかんない」かもしれないが確実に「前のはラフで今回のは完成品」とわかる威厳を持ったものにブラッシュアップさせて持ってくる。しかもめちゃくちゃ短期間に。

え。

能力、、高っっっッッッ!!!!!

と、毎週ある打ち合わせの度に驚いていた。

ラフレベルでの作品の完成度の高さに感嘆し、完成品のクオリティに打ちひしがれ…私はお相手の実力に食らいつくのに必死でございました。

ん?そろそろ、このハイスペックパートナーのことが知りたくてうずうずしてきたかい?仕方ないなぁ、リンクを授けよう。

グラフィックデザイナー:藤巻洋紀
https://zyla.jp/work/

書道という表現の狭さに落胆したり、しなかったり…

書道って、結局筆で書くだけなんですよ。

たとえ新しいと思って?奇をてらって?別のもので書いたとて、結局は書の枠の中で字を書くんです。むしろ変なことをすればするほど、使い古されたチープな前衛表現っぽくなってしまう。

もちろん、縛られた書だからこそ生まれる字の妙とかありまして、パチっとハマった時、それは何にも代えがたいナマモノの価値がそこに宿るのですが。。ですが!

表現の一意性から抜け出せないのが書道の窮屈で陰気なところ。そしてそれを一切合切まとっていないのがグラフィックの軽やかで愛らしく素晴らしいところなんです。

目を閉じて、空想して。想像しうる自由な世界に限りなく近づいて、それを実現できるセンスと技術があったらどこまでも飛んでいけるのが楽しい。

今回は藤巻くんの羽を借りて、一緒に広く高く飛んでいくことができました。

彼が手を引いて私を色んなところに連れて行ってくれるので、いつも暗室にいる私のひきこもり文字たちがすごく明るく楽しんでくれた感じです。初めての夏休みはさぞ楽しかったろうよ。

書とは何かを見つめ直す

書とは何か。哲学的な問いをするつもりはないけれど。

ただ今回、空間に対する美的感覚をほぐす機会がたくさんあったのです。

「こうすれば確実にデザイン的にキマル!」っていう線をあえてはずして、新しく「気持ち悪くはなくて、キマる場所よりおもしろい」って思える空間をさがす作業を二人三脚でやり続けた。

お互いが今まで培ってきた「キレイ」の基準を外し「面白い」の共通項をダサくならない場所に配置する。

気の遠くなるような作業だっだけれど、最後の一作品まで挑戦し続けました。

ある意味、パートナーのセンスへの信頼ありきでしか成り立たない微妙すぎる調整をし続けた中で見つけたもの。

それは、書とは珍妙な常套であるということ。

常套表現であることは、まあ説明するまでもないことで、ありきたりな表現と言ってしまえばもうそれまでなのだけれど、それでも廃れずに現代まで残ってきたのにはきっと理由がある。

書道はその常套性をどこまで妙な気持ちよさにまで持っていけるかが勝負なんだろうな、と。この活動を通して再認識したものです。

常套がそのまま常套のかっこつけでやっている文字はただの自慰行為に近くて、そういう作品がなんともダサ恥ずかしいのはそのせいなのかも、と理解した期間でもあった。

ナマって気持ちいい。

印刷物の面白さやデザインの面白さを今までよりはずっと深く知ったところで思った書道の良さがある。

結局ナマが最高!!てこと。

めちゃくちゃイケてるデザインのかっこよさや柔軟性に嫉妬し続けた1年間だったが、それでもなお、墨の複雑な黒は印刷では出せない。

それだけは、私の技術がどんなに足りていなくても誇れる書の文房四宝の価値だと思う。

そんな素晴らしい道具と、デザインの妙とを兼ね備えた今回の展示会は間違いなく面白いものになると確信している。

まあそんなことを考えて、明後日の搬入作業へ向かうのでございやす。

ぜひこの、無謀な挑戦に野次を飛ばしたい人やエールを送ってくれる人は、渋谷ヒカリエまでお越しいただき何かを感じて持ち帰ってほしい。

私は毎日在廊しております。いっぱいお話ししましょう。

2021年10月21日(木)~11月3日(水・祝)
11:00~20:00(最終日19時まで)
10/24(日)14:00~ギャラリートーク実施(参加無料)

グッズ・作品集も販売いたします。(※受注生産も可)

会場の詳細はヒカリエの公式ホームページをご覧ください。
https://www.hikarie8.com/cube/2021/09/post-103.shtml

 

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